Bodøの近くにLofotenと呼ばれる諸島がある。フィヨルドが横たわり、ノルウェーでは人気の観光地だ。Bodøからフェリーに乗って3時間。南部のMoskenesという村に着く。フェリーの運賃は学割が効いてなんとたったの90NOK(約1590円)だった。wifiもついてこれは安い。今回はMoskenesからさらに南に5kmほど行ったところにあるÅ(オー)と呼ばれる村へ行った。今の時期は白夜が始まっており、日が落ちない。Moskenesに着いたのは夜中の12時だったが、歩くのには全く問題のない明るさだった。
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フェリーから。ロフォーテンが見えてきた。 |
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おーるもすとであー |
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この荷物と共にウォーキング開始。 |
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Moskenesにて。可愛い。 |
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”rorbu”と呼ばれる漁師が寝泊まりするのに使われた建物。 今では観光客のためにリノベーションされ、観光の際の宿泊先となっている。 |
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かもめさんたち。
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Åの入り口。 |
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朝目覚めると、晴れ渡った気持ちのよい天気になっていた。
夜中よりも山が生き生きして見える。 |
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天気がよいため暖かく見えるかもしれないが、風が強く寒い。
この日は雪も降った。 |
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ロフォーテン諸島名物、タラの干物。
島のあちこちで見ることができる。
どこか懐かしい魚臭さ。 |
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かもめさん、お家にも住み着いちゃってますねー。 |
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rorbuとフィヨルドの素敵なコンビネーション。 |
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ノルウェー漁村博物館漁に使われる道具や生活用品など使われなくなったものが置かれていた。
museumというよりは、倉庫に近い(笑)
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Åにはノルウェー干ダラ博物館、ノルウェー漁村博物館がある。ノルウェー干ダラ博物館は夏場にしか開いていないため、今回はノルウェー漁村博物館を訪問した。ノルウェー漁村博物館は一つの建物内だけではなく、村の全域に広がっている。ロフォーテンのタラ漁や、干物、cod-liver oilの作り方、Åの歴史について学ぶことができる。しかし、説明書きはドイツ語かノルウェー語の場合が多く、さらに博物館内にガイドもいないため尋ねることもできない。日本人にはあまりおすすめできないクオリティーだ。
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ノルウェーで見られる魚、鯨類が載っている |
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ここでは今でもcod-liver oilが今でも作られているそう。
試飲できたが、うん。。美味しいとは言えない |
cod-liver oilとはタラの肝油のことを指す。ノルウェー人は昔から肝油は体にいいと信じており、子供のころは栄養補助としてスプーンで飲まされるそう。スーパーに行けば手に入るし、大人になっても健康のために飲んでいるという人は少なくない。タラの肝油は魚臭い油といった感じなので、舌触りは悪く、おいしくも、ない。今でもここまで親しまれているのには正直驚きだ。
Å(オー)は完全に観光地化されており、村にいる間、ほとんどノルウェー人を見かけなかった。ハンガリー、ドイツ、オーストリア人などヨーロッパからの観光客がほとんど。
それでもやはり、伝統的なタラの干物は村のあちこちで見る事が出来た。時代の流れはあるにしろ、今でも伝統は静かに受け継がれている。
ÅからMoskenesの間には民家があるが、庭を見てみると手作りで作られたアートや、遊具が多い事に気がついた。ボードでは庭を見かける事は少ないが、ここでは庭付きのお家は少なくない。ノルウェー人の自然への親しみが、それらの作品からしみじみと伝わってくる。
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サケと木のアート |
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お庭。手作りの遊具。
ノルウェーでは保育園・幼稚園に置いてある遊具も
自然に馴染むように木製のものが多い。 |
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伝統的な草屋根の小さなお家に、木製のアート。 |
Åとロフォーテンの漁業についての詳しい情報は気力があるときに書きます。(lazyですいません)
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